フロントの人の雑多メモ

【iOS17】Safariで画面上部に表示される「保護を緩和」というメッセージの仕様

【iOS17】Safariで画面上部に表示される「保護を緩和」というメッセージの仕様

iOS17から Safariの新機能 として「URLのトラッキングパラメーターを自動削除」する機能が追加されました。

おそらくその関係で、 Safariでプライベートブラウズ中にページを更新しようとすると

以下のようなメッセージが表示されるようになりました。

iOS Safari このページが想定通りに表示されない場合、高度なプライバシー保護を緩和すると問題が解決する可能性があります。

この機能の仕様について調査したので
保護を緩和しても大丈夫なのか?
このメッセージを非表示にする方法など、ご紹介します。

目次

保護を緩和しても大丈夫?

結論から言うと「保護を緩和」をタップしても大丈夫です。

iOS Safari このページが想定通りに表示されない場合、高度なプライバシー保護を緩和すると問題が解決する可能性があります。

そもそも、デフォルトではプライベートブラウズのみ有効なので、通常のタブではこの機能は働いていません。

ただし、このメッセージにもありますが
「このページが想定通りに表示されない場合」のみ、保護を緩和すればいいと思います。

このメッセージを非表示にする方法

設定 > Safari > 詳細 (一番下)」と進み

高度なトラッキングとフィンガープリント保護」を「オフ」にします。
(デフォルトはプライベートブラウズになっています)

すると、このメッセージが表示されなくなります。

この機能、まだまだ実験段階感があるというか...
ブロガーや広告主泣かせというか...
正直不要というか...

「邪魔だな」と思うことのほうが大きいかなと個人的には思います。

この機能の仕様 (初心者向け)

このメッセージに書かれてる「高度なプライバシー保護」とやらの仕様について。

iOS Safari このページが想定通りに表示されない場合、高度なプライバシー保護を緩和すると問題が解決する可能性があります。

まずは簡単に述べると

Safariでサイトを開く際、URLから「トラッキングパラメータ」と呼ばれる不要なパラメータを自動的に削除してくれます。

iOS Safari URLのトラッキングパラメーターを自動削除 画像:MacRumors

トラッキングパラメータとは、広告主がサイトを越えてユーザーの活動を追跡するというもので、サイトやSNSの広告などでは、トラッキングパラメータが用いられてることがあります。

「一度マッチングアプリについて調べたら、Twitterやインスタの広告がマッチングアプリだらけになった...」

ということ、皆さん経験されてないでしょうか?

そういうのもトラッキングパラメータが原因の一つであり、Apple的には「それってプライバシー侵害ですよね?」ってことのようです。

で、現状ではデフォルトではプライベートブラウズのみ、この機能が有効になっています。

いちブログ発信者としては、広告が収入源なので、それが無くなる未来なのであれば、無料のウェブサイトやYouTubeなどは死んでしまわないか?とは思います...

この機能の仕様 (開発者向け)

トラッキングパラメータが自動的に削除されるこの機能ですが、具体的にはどんなパラメータが削除対象なのか、簡単に調査しました。

iOS17 (開発者ベータ版) でテストされた方の記事によると

mc_eidfbclid_hsencおよびこのリストのパラメータすべてにおいて、リダイレクトが発生した

Marketers, what you need to know about iOS 17, LTP, and privacy trends | by Peter Jakuš | Medium

とのことで、実機で以下のリンクを開いてみると

./demo/?mc_eid=1234&campaign_id=1234

./demo/?fbclid=1234&campaign_id=1234

./demo/?_hsenc=1234&campaign_id=1234

Safariの「高度なプライバシー保護」がオンの場合、それぞれ

./demo/?campaign_id=1234

./demo/?campaign_id=1234

./demo/?campaign_id=1234

と、パラメータが削除されました。

オフにしてから開くと、パラメータが削除されないことも確認できました。

その他にも、このリストにある以下のパラメータが削除されることを確認できました。

  • __hssc
  • _hsenc
  • __hstc
  • __s
  • _openstat
  • dclid
  • fbclid
  • gclid
  • hsCtaTracking
  • igshid
  • mc_eid
  • mkt_tok
  • ml_subscriber
  • ml_subscriber_hash
  • msclkid
  • oly_anon_id
  • oly_enc_id
  • rb_clickid
  • s_cid
  • twclid
  • vero_conv
  • vero_id
  • wickedid

WWDC 2023で例として示されていた「click_id」は削除されませんでした。

iOS Safari URLのトラッキングパラメーターを自動削除 画像:MacRumors

ちなみに「高度なプライバシー保護」というくらいなので、IPアドレスとかリファラとかも取得できなかったりする?
と思い検証してみたところ、それらは取得することができました。

コメント

内容を確認の上、個人情報などは省いて掲載させていただきます。

お名前・メールアドレスも入力する

メールで返信がほしい場合に入力してください。

頂いた個人情報は開示しません。返信のためだけに利用いたします。

直接送信されます。確認の上、「送信」してください。

お役に立てましたら応援をお待ちしております!
頂いた応援は子育てに活用させていただきます。

OFUSEで応援を送る

シェア

Twitterでシェア Facebookでシェア LINEでシェア はてなブックマークでシェア

お役に立てましたら応援をお待ちしております!
頂いた応援は子育てに活用させていただきます。

OFUSEで応援を送る