フロントの人の雑多メモ

カスタムパーマリンクをスラッグとして移行する。またはその逆【WordPress】

カスタムパーマリンクをスラッグとして移行する。またはその逆【WordPress】

WordPressでURLを自由に設定できる「Custom Permalinks」を使用している場合

このような入力欄に入力しますよね。

Custom Permalinks

しかし、元はと言えばURLはスラッグを使うのが正、と思っています。

Custom Permalinksを使用していると、スラッグの値は疎かにしていないでしょうか?

スラッグ

そんな環境を新環境に移行する際
旧環境では「Custom Permalinks」でパーマリンク設定をしていたけど
新環境では「スラッグ」を使ってパーマリンク設定をしたい。
(またはその逆)について解説します。

目次

エクスポートファイルを確認

ツール」>「エクスポート」から内容を選択し「エクスポートファイルをダウンロード」します。

エクスポート

するとxmlファイルがダウンロードされます。

エディターなどで開き、中身を確認すると、<item>~</item>がたくさん並んでいますが、これ1つ1つが記事になります。

<item>
	<title><![CDATA[Hello world!]]></title>
	<link>http://test.localhost/news_hello_world</link>
	<pubDate>Wed, 21 Dec 2022 07:53:36 +0000</pubDate>
	(略)
</item>
<item>
	<title><![CDATA[Hello japan!]]></title>
	<link>http://test.localhost/news_hello_japan</link>
	<pubDate>Wed, 22 Dec 2022 07:53:36 +0000</pubDate>
	(略)
</item>
<item>
	<title><![CDATA[Hello tokyo!]]></title>
	<link>http://test.localhost/news_hello_tokyo</link>
	<pubDate>Wed, 23 Dec 2022 07:53:36 +0000</pubDate>
	(略)
</item>

1つの<item>に注目してよく見てみると

<item>
	<title><![CDATA[Hello world!]]></title>
	<link>http://test.localhost/news_hello_world</link>
	<pubDate>Wed, 21 Dec 2022 07:53:36 +0000</pubDate>
	(略)
	<wp:post_name><![CDATA[hello-world]]></wp:post_name>
	(略)
	<wp:postmeta>
		<wp:meta_key><![CDATA[custom_permalink]]></wp:meta_key>
		<wp:meta_value><![CDATA[news_hello_world]]></wp:meta_value>
	</wp:postmeta>
	(略)
</item>

その中にある、これが「スラッグ

<wp:post_name><![CDATA[hello-world]]></wp:post_name>

ここがCustom Permalinksになっています。

<wp:postmeta>
	<wp:meta_key><![CDATA[custom_permalink]]></wp:meta_key>
	<wp:meta_value><![CDATA[news_hello_world]]></wp:meta_value>
</wp:postmeta>

なので全記事のここを直して再度、インポートすれば良いわけです。

逆の場合は

旧環境では「スラッグ」でパーマリンク設定をしていたけど
新環境では「Custom Permalinks」を使ってパーマリンク設定をしたい。
という場合は、エクスポートデータにCustom Permalinksの部分が無いと思いますので

<item>内に追加すればOK

<item>
	(略)
	<wp:postmeta>
		<wp:meta_key><![CDATA[custom_permalink]]></wp:meta_key>
		<wp:meta_value><![CDATA[Custom Permalinksに入れたい値]]></wp:meta_value>
	</wp:postmeta>
</item>

一斉置換

自分用に作った簡単な一斉置換ツールを置いておきます。

  • クライアントサイドで動作します。情報を取得することはありません。
  • 結果は絶対でありません。バックアップを取った上でご利用ください。
  • 結果はdifff.jpなどを使って、目的の箇所だけ置換されてるか確認してください。

入力

モード

結果

詳細設定

Custom Permalinksをスラッグにコピーするときの正規表現

検索

置換

スラッグをCustom Permalinksにコピーするときの正規表現

検索

置換

インポート

完成したxmlファイルを新環境にインポートします。

インポート

くれぐれも、バックアップを取った上でお願いします。

コメント

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